脳を信じて、速読してみます。
今回は読書について、特に速読にまつわる記憶のお話です。
脳を信じる
まず大前提として、「人間誰しも、脳はとてつもない能力を有している」と私は信じています。
記憶容量にしても情報処理能力にしても、普通に使うぶんには信頼に足る力があると信じています。
老化や病気で脳の構造自体が崩れてくるとなると話は別ですが、日常のど忘れやらは無意識と意識領域の間のフィルターの問題なんじゃないか、ぐらいに私は捉えています。
「こんな勉強もう覚えられないよ!」と受験勉強の時によく苦しんだものですが、実はうんざりできる程度には、それを「見た」記憶、そして何となくであれど概要の記憶は頭に残っているのでした。
ただ独力で顕在意識に表出させることに難があるだけ。
しかも他の情報と結びつくことで、しばらく記憶の底に沈んでいた暗記項目がすいすいと紐付けされたように容易に思い出すことができるようになることもしばしばありました。
記憶は関連した項目が増えるほど大きな塊となって思い出しやすくなるようなのです。
読書するべし
ですので、私たちが見聞きし体験した出来事はすべて何らかの形で脳に記憶保存されていると思われます。
それを踏まえた上で、より賢くなるために多くの書籍といかにして向き合うか。
そのために、効果が保証できるわけではないのですが私は、脳の無意識下の懐の広さを信じて、速読を半ば実験的に進めているのです。
その詳しくは改めて書き出したいと思います。
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自分の読書法を編み出すというのはとても悩ましくもあり、楽しい過程でもあったりします。
ですが先達の知識が詰め込まれた書物を読まないのは惜しいですし、読めるなら多く読むに越したことはないとも思います。
ぜひ自分なりの読書を確立してインプットを豊かにしたいものです。