衒学記鳥の日樹蝶

メイン記事が数学にシフトしてきたブログ。

蔵書庫

『十二の遍歴の物語』を読む前に。

読書記録の第0回シリーズです。 図書館で、イメージ力を培うためにも小説を読もう! と思い立ってふと手に取ったのがこのガルシア=マルケス。以前、同じ図書館でポール=オースター*1を引いてとても面白かったのをぼんやり思い出しながら借りることにしまし…

『99.9%は仮説』を読む前に。

副題「思いこみで判断しないための考え方」 【内容情報】 「最近どうも頭が固くなってきたなぁ」そんなあなたにつける薬は“科学”です。文系理系を問わず、科学のホントの基本を知るだけで、たったそれだけで、あなたの頭はグニャグニャに柔らかくなるかもし…

『気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ』を読む。

【中古】 気がつくと机がぐちゃぐちゃになっているあなたへ SB文庫NF/リズダベンポート【著】,平石律子【訳】 【中古】afbジャンル: 本・雑誌・コミック > ビジネス・経済・就職 > 自己啓発 > 情報管理・手帳ショップ: ブックオフオンライン楽天市場店価格…

読書記録の演目(プログラム)

これからも読書はしてゆくつもりだし、なるべく読んだ本の知識は整理して吸収したいとも思っているので、 あとで自分が読み返して記憶が思い起こされるように、加えて読んでくれる閲覧者の人にもあらましがわかってもらえるような記事に書き起こせたらいいん…

『天気痛』を読む。

うちの弟が実際そんな感じの節がありまして、彼の場合は腹痛とかそんなだったと思うのですが、 まぁ天気の変わり目に敏感で、体調の具合で天気予報ができるもんだから便利なのか不便なのか傍目からはなんとも微妙な症状だったのですけれど。 世の中にはもっ…

読了『脳を活かす勉強法』

脳は暴走することで喜ぶ。 「偶有性(安心と不確実性の混在)」を脳は楽しむ。 そして学問は限りがないんだから、人それぞれの安全基地の前線を押し広げつつ、知に挑め。 そのための具体的な説明として脳の強化学習のメカニズムを説き、脳が喜ぶ三つの仕組み…

水上拠点建造 下準備編

水上環境都市「ハイデマリー」の建造にあたって、本土からの輸送を楽にしようと、レール敷設用の足場を仮設しました。 第二拠点村の村長宅(仮)の裏に路面が通るような位置関係にたまたまなったため、折を見て村長宅も改築しようかなと思います。 村の中心か…

2015年9月の読書メーター

2015年9月の読書メーター読んだ本の数:8冊読んだページ数:2168ページナイス数:2ナイス脳と仮想 (新潮文庫)読了日:9月29日 著者:茂木健一郎禁断の市場 フラクタルでみるリスクとリターン読了日:9月27日 著者:ベノワ・B・マンデルブロ,リチャード・L・…

金融分野本、読書してます。

一冊読んで分野に明るくなるとは期待してません。 ですので、疎い状態からの導入には興味がもてるお話から、がっつり勉強に入るのでなくあくまで業界用語・聞き馴染みない単語に目を慣れさせる程度の意味合いで解説書をよく読むようにしています。 今回は、…

読書『「島時間」で暮らす本』、思い出しました。

そういえば2年前に読んだ本でいいのがありまして。 最近は速読・乱読続きで、本の一部の抜き書きをノートにしてないけど、当時は結構気に入った箇所を手書きで書き写していたのです。 なのでその時に使っていたノートを見返すと思わぬ形の宝探しのようで面…

脳を信じて、速読してみます。

今回は読書について、特に速読にまつわる記憶のお話です。 脳を信じる まず大前提として、「人間誰しも、脳はとてつもない能力を有している」と私は信じています。 記憶容量にしても情報処理能力にしても、普通に使うぶんには信頼に足る力があると信じていま…