未整理、積分、三角関数の有理関数、(No.052)
質問
大学数学 積分 導出過程と共に教えてくださいm(*_ _)m
#知恵袋_
回答
(三角関数の合成とかで上手くできないかなーと思ったけど今回はパス)
置換しましょう。
三角関数の痴漢では割と万能の切り札「ワイエルシュトラス置換 t = tan(x/2)」
を使うための下ごしらえを整えて(積分区間は後で考えても構わないのでトリアエズα)
いざ置き換えると、本問は分母の平方完成が綺麗な形をしていましたね。
2乗+2乗の形をしている積分は、tan²(θ)+1 = sec²(θ) の公式でまとめちゃいたくなります。
2度目の置換でもいっかいtanを使う不思議さはさて置いて粛々と置換しますと(積分区間は後で考えても構わないのでトリアエズβ)
お見事被積分関数は1にまで蒸発しましたとさ、めでたし。
あとは放ったらかしてとっ散らかした積分区間βの正体、つまるところtan(π/8)の計算を片付けたら終いですね。
これはsinとcosの2倍角の公式を駆使すれば計算できますね。
……その後の整理もきれいに進むのですが、arctan(1/√2)のところまでで多分整頓は打ち止めでしょうか。
45ºで何とか表せないか…!と思うものの、ひょっとしたら何か上手い表現があるのかもしれませんが、tanに√2が絡むものはお手上げでした。
一応、数値計算させてみるとarctan(1/√2) = arccot(√2) ~ 35.26º ぐらいでしたので、π/4 = 45º を引き算すれば負の値になるので、
元々の定積分の積分範囲が[π/2→π/4]で逆方向探索なことにも納得がいく結果…なのかもしれません。
参考になれば幸いです。
(回答ココマデ)